夏になると、病棟はいろいろな意味で熱くなります。外の気温と、中の忙しさと。
① 病棟の冷房が寒すぎてアウターが手放せない
外は35度なのに、病棟に入った瞬間から寒い。長袖のカーディガンを持ってこないと、午後には体が冷えきってる。患者さんは「寒い」「暑い」で意見が割れるから、設定温度は永遠に正解がない。夏なのに防寒対策をしてる職業、看護師くらいだと思う。
② 誰が18℃にしたんだという冷房設定問題
ナースステーションだけ、なぜか別格に冷えてる。おかしいと思って確認したら18℃設定になってる。25℃に直しても、いつの間にか18℃に戻ってる。18℃に設定する妖怪が絶対いる。
③ 夏になると緊急入院が増える
熱中症、脱水、食中毒。夏の緊急入院の顔ぶれが毎年だいたい同じ。「また来たな、夏」って感じで受け入れ体制に入る。特に高齢の患者さんは気づいたときには重症化してることも多い。忙しいけど、夏の病棟の宿命みたいなもの。
④ 汗だくで運ばれてくる患者さんの対応
救急から上がってくる患者さん、夏は汗びっしょりのことが多い。まず体を拭いて、着替えて、クーリングして…とやることが多い。家族の方も外から来て汗だくで、病室がにわかに暑くなる。夏の入院対応、なにかと体力がいる。
⑤ 夜間に「暑くて眠れない」患者さんが増える
夜中に「暑い、眠れない」ってナースコールが増えるのが夏。氷枕を何個作ったことか。高齢の患者さんは体温調節が難しいから、巡回のたびに確認が必要になる。夏の夜勤、じわじわ体力を削られる感じがある。
⑥ お見舞いの家族も暑そうで病棟が混む
最近は面会が規制されてることも多いけど、昼間に面会できる病院だと家族も暑そうに来る。エレベーターホールがにわかに暑くなる。「外暑かったですか?」って毎回聞いてる気がする。夏の面会時間、なんとなく病棟全体の温度が上がる。
⑦ 「人手が足りない」が加速するシーズン
夏休みでスタッフの休みが重なって、シフトがカツカツになる。患者数は増えてるのに、動ける人数が減っていく。「誰か手伝えますか」の声が増えるのが毎年この時期。夏は体力だけじゃなくて、気力も削られる季節。
⑧ 定時に帰れた日の夏の夕方が格別
残業なしで病院を出ると、外がまだ明るくて夏の空気がある。暑いんだけど、なんか解放感がすごい。コンビニのアイスを買って帰るだけで、ちょっと幸せになれる。夏の定時退勤、これのために頑張れる気がする。
夏の病棟は、外の暑さとは別のしんどさがある。でも夏にしかない景色も、ちゃんとあります。
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