「SpO2が95%……ちょっと低いな」
休日にふと家族の顔色を見て、そんなことを頭の中で考えてしまったことはありませんか。バイタルサインへの反応が完全に体に染みついてしまっている——これ、看護師あるあるの中でもかなり上位に入るやつだと思います。
この記事では、バイタル測定にまつわる「わかる!」をまとめました。
バイタルあるある8選
あるある① HR120、めっちゃタキるんですけど
モニターを見た瞬間、心拍数120。「タキってる!」と体が反応する前に頭が動く。頻脈の原因を自動的に考え始めてしまうのは、もはや反射。「タキる」という動詞を普通に使っていることに、一般人は気づかない。
あるある② 血圧180を見ると体が緊張する
収縮期血圧180mmHg——この数字を見た瞬間、体がすっと緊張するのは職業病。休日に家族の血圧を測って「ちょっと高いね」と言いながら内心かなり気にしているのも、看護師あるある。
あるある③ SpO2 93%で「苦しくない」と言う患者さんが一番心配
SpO2 93%。数値を見れば「え、大丈夫?」となる値なのに、「苦しくないですよ」と言われるとき——これが一番ヒヤッとする。慢性的に低い状態が続いている患者さんは、体が慣れてしまって自覚症状が出にくいことが本当にある。だから「本人が大丈夫と言っているから大丈夫」にはならないのが、医療の難しいところ。数値と自覚症状のギャップに「ほんとかな?」と思いつつ、でも本当に慣れているんだよなと納得もする。この複雑な感覚、看護師ならわかってもらえるはず。
あるある④ 体温35℃台の自分
患者さんの検温をしながら、自分も低体温気味だと気づいている。体温35℃台は病棟の寒さと疲労の合わせ技。「私も測ってほしい」と思いながら業務を続ける。低体温ゾーンで働く看護師、意外と多い。
あるある⑤ 「とりあえず経過観察」の多用
バイタルが微妙な数値のとき、とりあえず「経過観察」という判断になることがある。「様子観察」とほぼ同義のこの言葉、医療現場では非常によく使われる。でも実際のところ、観察しながらずっと気にしているのが看護師。
あるある⑥ 点滴の滴下、「動かないで」は無理なお願いと知っている
自然滴下を合わせてちょうどよくしたつもりが、しばらくしたら速くなっていたり止まりかけていたり。腕の向き・曲げ具合・ベッドの高さ——ちょっとした体勢の変化で全部変わる。「動かないでください」とお願いしながら、内心「無理なことを言っているな」とわかっている。それでも願ってしまうのが点滴あるある。患者さんが悪いわけじゃないのに「あ、また変わった」とひっそりため息をつく瞬間、みなさんもありますよね。
あるある⑦ 血管確保、一発で決めたいプレッシャー
採血や点滴の血管確保、できれば一発で決めたい。「この血管、いける」と判断して針を刺す瞬間の緊張感は何年経っても変わらない。うまくいったときの達成感も、何年経っても変わらない。
あるある⑧ 救急車のサイレンに反応する
オフの日に外を歩いていて救急車のサイレンが聞こえると、思わず身構えてしまう。「何人来るんだろう」「今日は誰が当直だろう」——職場にいるわけでもないのに、頭が仕事モードになる。これも職業病のひとつ。
バイタルあるあるをTシャツにしました
「メディカルきのこセンター」では、バイタルにまつわるあるあるをTシャツデザインにしています。
- 「HR120 めっちゃタキるんですけど」——モニターを見て焦るあの瞬間
- 「血圧」「酸素」「心拍」——シンプルな医療用語デザイン
- 「採血」「点滴」「検温」——ルーティン業務をそのままTシャツに
- 「血管確保」——一発勝負の緊張感
- 「救急車の音に敏感」——職業病レベルの反応
バイタルシリーズは看護師だけでなく、医師・介護士・医療系学生にも刺さるデザインです。自分用にも、仲間へのプレゼントにもどうぞ。
👉 バイタルシリーズのTシャツはSUZURIショップ「メディカルきのこセンター」で販売中です
まとめ
バイタルサインへの反応が完全に体に染みついてしまっているのは、それだけ真剣に仕事をしてきた証拠だと思います。数字に一喜一憂するのは、患者さんのことをちゃんと見ているから。
そんな看護師の「あるある」を、笑いに変えて着ていただけたら嬉しいです。



コメント