申し送りあるある7選!看護師なら全員うなずく “あの時間” のリアル

あるあるシリーズ

申し送り。シフトのはじまりと終わりに必ずある、あの時間。患者さんの情報を引き継ぐための大切な場なのに……なぜこんなにも、毎回なにかが起きるのか。

現役ナースならきっと「わかる!」とうなずいてしまう、申し送りあるある7選をお届けします。

① 申し送られた情報が、グチャグチャ

申し送りを受けたのに、「で、この患者さん、今どういう状態なの?」が結局わからない。

情報が時系列でも系統別でもなく、思い出した順に話されるやつ。「あ、そういえば昨日の夜ね……」からの迷子。

頭の中でパズルを組み立てながら必死に聴いているけど、ピースが足りなかったり、逆順だったり。申し送りが終わった後に「えーと、結局この人どういう状態なんだっけ」とカルテを開いて一人で確認するのも、もはやルーティンになっている。

関連デザイン:予定5分の申し送り30分経過

② 「別紙」が出てくる

急変があった夜、揉め事があった日、Drの指示が途中で変わった経緯——。

カルテは、必要なことを簡潔にわかりやすく残す場所。でも、記録に残すほどではないけど、知っておいた方が動きやすい情報というのも、現場にはある。

「ちょっと経緯が複雑で、口で説明するのも難しくて」と、折り畳んだメモを渡される。走り書きだったり、矢印だらけだったり。でもそのメモには、カルテには出てこない文脈や、行間を読むための情報が詰まっている。

ベテランほどこういうメモを渡してくれる。受け取った側は、その重さを知っているから、大事に保管して、業務が終わったらきちんと処分する。

申し送りには、言葉にならない情報の引き継ぎも含まれている。

③ 申し送りが「劇場」と化す先輩がいる

申し送りが上手な先輩は、情報の整理も上手いし、聴く側も理解しやすい。本当にありがたい存在。

でも、ときどきいるのが「うますぎる先輩」。

情景が浮かぶ。臨場感がある。患者さんとのやりとりまで完全再現される。「え、今コントが始まった?」ってなるくらい話が展開していく。

笑いをこらえながら聴いていて、申し送りの内容はちゃんと頭に入っているのに、なぜか終わった後も「昨夜の○○さんのくだり」の記憶だけが鮮明に残っている。

関連デザイン:申し送り漫談コント台本のような記録

④ 夜勤明けの申し送りが支離滅裂になる(する側)

夜勤が終わる頃、自分でもわかる。「あ、今私、まともに話せてないな」と。

起きてはいる。ちゃんと伝えようとしている。でも、言葉が出てくる順番がおかしい。大事なことを言い忘れて「あ、そうだ」と戻る。同じことを二回言う。

聴いている日勤の人の顔が「……?」ってなっているのも、なんとなくわかっている。

夜勤明けの申し送り、意識レベルは JCS Ⅰ-1。起きてるけど、完全には起きていない。

関連デザイン:夜勤明けJCS I-1

⑤ メモが全然追いつかない

情報が次々と出てくるのに、手が間に合わない。

書きながら聴いているつもりが、書くことに集中すると聴けなくなるし、聴くことに集中するとメモが止まる。

「もう少しゆっくり話してほしい」と思いながらも言えず、申し送り後のメモを見たら「?」しか書いてない、なんてことも。

略語と矢印と点線が混在する、自分にしか解読できないメモを握りしめて業務に入る朝。

⑥ ベテランの申し送りが短すぎて不安

経験豊富な先輩の申し送りは、情報が凝縮されていてすごい。3分で終わる申し送りを聴いて「え、もう?」ってなる。

「バイタル安定、特変なし、以上」

……それだけ?本当にそれだけで大丈夫なの?

ベテランが「大丈夫」と言っているなら大丈夫なのかもしれない。でも自分が受け持つとなると、もう少し情報が欲しい。「もしかして重要なこと、省略されてない?」という不安が一日中ちらつく。

⑦ 新人の申し送りが詳しすぎる

こちらは真逆のパターン。

「○○さんは△△年△月△日に□□で入院され、既往歴は……」

最初から丁寧すぎる。経緯が長い。検査値を全部読み上げる。

一生懸命なのはよくわかるし、大事なことを漏らさないようにしているのも伝わる。でも、全部聴いた頃には「今日の問題点はどこだっけ」に戻ってしまう。

ベテランは短すぎて不安、新人は長すぎて迷子——ちょうどいい申し送りって、なかなか難しい。


申し送りは、患者さんの安全を守るための大切な時間。でも現場では、グチャグチャだったり劇場になったり、メモが追いつかなかったり、夜勤明けで支離滅裂になったり。

それでもなんとかやっていけるのは、同じ現場に仲間がいるからだと思いたい。今日も、申し送りがんばろう。

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