現役看護師が書く「探し物あるある8選」|病棟では毎日何かが消える

あるあるシリーズ

病棟では毎日何かが消える。体温計、補聴器、ペン——気づいたらなくなっていて、気づいたら出てくる。捜索任務は看護師の日常業務のひとつといっても過言ではない。現場の本音、8つ集めました。

① 体温計が脇から消える

脇に挟んだはずなのに、測定後に体温計がない。

「あれ、どこ行った」と探してみると、背中から出てきたり、お尻の下から出てきたり。今日もどこかで誰かが探している。

関連デザイン:体温計捜索隊(黒)体温計捜索隊(白)

② 補聴器がない→ベッドや布団の中から出てくる

「補聴器がない」と患者さんから言われて、一緒に探し始める。

お高い品なので、捜索は本格的になる。ゴミ箱をひっくり返し、ゴミステーションまで行ってゴミ袋を漁ることも。最近の補聴器は小型化が進んでいるから、見つけるのがさらに大変になっている。「ありました!」の瞬間の安堵感は格別。

関連デザイン:補聴器大捜索(黒)補聴器大捜索(白)

③ 血管が見えない・触れない

採血や点滴の前に、まず血管を探すところから始まる。

駆血帯を巻いて、温めて、角度を変えて——血管との格闘が始まる。何も言わなくても患者さんがニギニギしてくれていたり、腋窩にホッカイロを入れて血管を育てながら来てくれる猛者もいる。「見えた!」の瞬間の達成感は格別。

関連デザイン:血管大捜索(黒)血管大捜索(白)

④ ナースコールの子機がどこかに消える

「ナースコールの子機どこ?」という会話が、病棟で毎日どこかで起きている。

患者さんの布団に埋もれていることが多い。オムツ台車の上、床頭台の隅、充電中——「ここにあった!」という報告が、なんか宝探しみたいで笑えてくる。

⑤ ペンがすぐなくなる

記録のために使ったペンが、気づいたらない。

ポケットに1本かと思うと3本入っていたり、0本になったり——マジックかと思うくらい出入りが激しい。誰かのペンをうっかり持ってきてしまったらしく、気づいたら見覚えのないペンばかりになっていることも。名前を書いておいても、なぜか流通する。

⑥ 患者さんの入れ歯が行方不明になる

「入れ歯がない」という訴えは、思ったより頻繁にある。

胸元に大事にしまってたこともあった。最悪なのはティッシュにくるまっているパターン。間違って捨てられることがあって、ゴミ箱の中から発見したことがある。あの恐ろしさは、経験した人にしかわからない。

⑦ 車椅子・歩行器がどこかに消える

「車椅子どこ行った?」という声が、どこからか聞こえてくる。

他の部署に貸し出されていたり、処置室の隅に置かれていたり——争奪戦が静かに繰り広げられている。歩行器も同様で、必要なタイミングに限って見当たらない。台数の限られた福祉用具は、病棟全体の共有財産。

⑧ 自分のメモ・書類が見当たらない

申し送りで書いたメモ、必要な書類——いざ使おうとすると見当たらない。

メモがあっても、メモした場所がわからないというのもあるある。ポケットの中、クリップボードの裏——焦って探すほど出てこない。見つかったときは「なんでここに?」という場所から出てくる。


探し物あるあるをTシャツにしました。本日も捜索任務、お疲れ様。引き続き、持ち場の警戒を怠らないよう注意していこう!笑

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