看護師って「大変でしょ」「きついでしょ」ってよく言われるんですよね。実際きついんだけど、その「きつさ」の中身って意外と伝わってないなって思うことがある。
毎日やってる技術ほど実は奥が深くて、採血ひとつとっても、血管の見つけ方・針の角度・駆血帯を外すタイミング……やればやるほど「まだわかってないことがあるな」って気づかされます。今回は現役看護師が毎日使う技術を5つ、現場のリアルと一緒にお話しします。看護学生さんもぜひ読んでみてください。
① 採血
採血って新人のころは手が震えるくらい緊張しますよね。血管が細い・逃げる・深いって、患者さんによって全然違うし。
コツは「目で見るより指で触って感じる」こと。透けて見えなくても、弾力のある血管を指先で探せるようになると成功率がぐっと上がります。感覚が身につくまで、とにかく数をこなすしかない技術です。
② 血圧測定
自動血圧計って便利なんだけど、何度測ってもエラーになることがある。脈が乱れてたり、極端に遅かったり、思ってたより血圧が高い時に起きやすいです。
そういう時は脈を触りながら測るのがおすすめ。脈を感じながら加圧して、脈が止まったところからさらに20mmHg上げて測定する。これで結構ちゃんと測れることが多いです。それでもダメな時は、素直に聴診法(実測)するのが一番。聴診法もしっかり身につけておくと、いざというとき焦らなくてすみます。
③ 点滴・血管確保
血管確保のとき、使える血管の目安は指3本分の長さが取れること。それより短いと針がしっかり入らなくて固定できなかったり、抜けやすくなったりする。感染リスクも上がるので、短い血管はできるだけ避けたいです。
ただ、指3本分あっても油断禁物で、高齢者の血管は蛇行してることが多い。触ったときにまっすぐな感触がなかったり、デコボコしてる感じがあったら避けたほうがいい。見た目が太くても、触って確認する習慣が大事です。
④ 検温
体温計の数値だけを信じないっていうのが、地味に大事だったりする。腋窩って冷えてることもあるし、こもり熱で温かくなってることもあって、部位によって全然違う。体温計を当てる前後に体幹を触って、体全体の感覚と照らし合わせるのがおすすめです。
痩せてる患者さんは特に腋の下に空間ができやすくて、低く出やすい。「いつもより低いな」って思ったら再検温するか、体に触れて確認する。数字を取るだけじゃなくて、患者さんの状態を読む目が必要です。
⑤ 聴診
正直に言うと、聴診はいまだに苦手です。呼吸音・腸蠕動音・心音、それぞれ聴く場所もポイントも違って、「これって正常なの?」って迷うことが今でもある。
そういう時は素直にベテランの先輩に「なんかいつもと音が違う気がするんですけど、確認してもらえますか」って聞くようにしてます。問題なければそれでいいし、異常だったら早めに見つけられる。変に抱え込むより、ひと声かけるほうが絶対いい。「わからない」を言える勇気も、技術のうちだと思ってます。
まとめ:技術は経験で磨かれる、その日々をTシャツに
採血も血圧測定も点滴も、毎日繰り返してるからこそ少しずつ上手くなる。うまくいかない日があっても、それも全部経験です。
新人さんへひとつアドバイスするとしたら、まずやってみること。そしてうまくいかなかった時は「できません」「わかりません」だけじゃなくて、「ここまではわかったんですけど、ここからがよくわからなくて」「やってみたけどうまくできなかった」って、わかってること・やってみたことをちゃんと伝えた上で聞くと、指導する側もすごく助かります。
どこがわからないかもわからない時は、まず調べてみる・やってみる。それでもわからなかったら「調べたんですけど」って前置きして聞けばいい。何もせずに「わからない」は、正直ちょっと危険です。
やった上で叱られた時は、信頼できる師長さんや主任さんに「こうしてみたんですけど叱られました」って報告してみて。第三者の目が入るだけで、状況が変わることがあります。それでもしんどかったら、同期にグチっちゃえ!一人で抱え込むのが一番ダメだよ。
そんな現場の日々をデザインにしたTシャツが、メディカルきのこセンターにあります。自分へのご褒美に、同僚へのプレゼントに、ぜひのぞいてみてください。














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