9月9日は救急の日。柄にもなく、今日はちょっと真面目な話を書きたい。
仕事中なら、目の前で人が倒れたら体が勝手に動く。胸骨圧迫も、AEDの準備も、特に考えなくても手順通りに進む。何百回、何千回と繰り返してきたことだから。
でもこれがプライベートだったらどうだろう。制服も、周りのスタッフも、いつもの環境も何もない状態で、目の前に人が倒れてたら。たぶん一瞬、頭真っ白になる。訓練でできることと、本番でとっさに動けることって、実は別物だったりする。
実際、緊急時にどうしたらいいかわからない人って結構多い。特に、倒れてる人のそばを離れずに、大きな声で助けを呼べるかどうかは結構大事なポイント。人を呼びに走って離れちゃうより、その場で大声出して人を集める方が、結果的に早く助けが来ることが多い。
しかも、意外と知られてないけど、看護師とか医療従事者って街中に結構いる。人が集まれば、その中に誰かしら医療関係者がいる確率は思ってるより高い。医療従事者じゃなくても、救急対応の研修を受けたことある一般の人も今は結構多いから、大声出して人を集めさえすれば、なんとかなる可能性は意外と高い。「まず大声で人を集める」、これだけ覚えておけばだいぶ違うと思う。
AEDも、実は使い方に悩む必要はない。電源を入れれば、あとは音声が全部教えてくれる。心電図を自動で解析して、電気ショックが必要な時だけ「ショックが必要です」って流れる仕組みになってる。必要がなければ流れないから、間違って人を傷つけることもない。だから、怖がらずにパッドを貼っていい。
仕事だと迷わず動けるのに、プライベートだと一瞬固まる。それでも、体が覚えてることは案外多いし、何より一人で全部やろうとしなくていい。声を出して、人を集めて、その中の誰かの手を借りればいい。
9月9日、救急の日。誰かの「まさか」に遭遇した時、大声で助けを呼べる人が、少しでも増えたらいいなと思う。
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