オムツ交換は、看護師・介護士なら毎日向き合う仕事のひとつ。大変なこともあるけど、気づいたら笑えるあるあるが山盛りある。現場の本音、8つ集めました。
① においで状況を察知する
病室に入った瞬間、鼻が情報をキャッチする。
「あ、これは」——言葉より先に体が動く。長くやっていると、においの種類や強さで状況がだいたい読めるようになってくる。嗅覚が仕事道具のひとつになっている。
「病室に入った瞬間にわかる」というこの感覚、経験者にしか伝わらない職業病のひとつだと思っている。
② ギャザーが崩壊していてすでに手遅れ
オムツを開けた瞬間、「あ、限界突破してる」という光景が広がっていることがある。
せっかく立てたギャザーが、完全に負けている。ギャザーがギャザーの意味を成していない。漏れの原因のかなりの割合がここにある。丁寧に装着しても、体位や動きで崩れることもあるから難しい。
③ 手袋の上にさらに手袋をする
「念のため」でもう一枚。防御力マックスの状態で臨む。
手袋on手袋。二重装備することで安心感が段違いになる。外側を外せばそのまま清潔な状態に戻れるという合理性もある。
ちなみに、Sサイズを4枚重ねしている猛者を目撃したことがある。あのサイズが4枚重なるんだという驚きと、流石に4枚重ねは無理あるやろというツッコみが同時にきた。
④ 交換直後にまたすぐ汚れている
きれいにして、新しいオムツに交換して、「よし」と思ったその直後——また汚れている。
このエンドレス感、言葉にするのが難しいくらい現場あるある。タイミングが絶妙すぎて、もはや笑うしかない瞬間がある。
「また……」と思いながらも、粛々と対応するのが看護師・介護士というもの。この繰り返しの中に、ちゃんとケアが成り立っている。
⑤ 2人でやると断然楽、1人だとちょっと修行
2人いると体位保持と交換を分担できて、スムーズに終わる。
でも人手が足りない現場では1人でやることも多い。片手で体位を保ちながら、もう片方でオムツを整えて——これがなかなかの修行。終わったときの達成感は確かにある。
2人でやれる環境がいかに恵まれているか、1人でやってみて初めてわかる。
関連デザイン:2人いると、ちょっと楽。(黒)・2人いると、ちょっと楽。(白)
⑥ 腰を守るために支持基底面を意識する
オムツ交換は腰への負担が大きい。だからこそ、支持基底面を意識した体勢が大事になってくる。
足を肩幅に開いて、重心を低く、ベッドに近づいて——学校で習ったあの姿勢が、現場で本当に活きてくる。
「必殺!支持基底面」は、現場で腰を守り続けるすべての看護師・介護士へのリスペクトを込めた言葉だと思っている。
関連デザイン:必殺!支持基底面(黒)・必殺!支持基底面(白)
⑦ 皮膚トラブルをこのタイミングで発見する
オムツを外したときに「あ、ここ赤くなってる」と気づくことがある。
おむつ交換は皮膚の状態を確認できる大事な機会。褥瘡の初期サインや発赤、びらんをこのタイミングで発見して早めに対応につなげる。
「アズノーーーール!」——回復魔法を発動する。あの軟膏にどれだけ助けられてきたことか。
⑧ ベッドの高さ調整がじつは大事
オムツ交換前にベッドの高さを上げる——これをするかしないかで、腰への負担がぜんぜん違う。
わかっていても、忙しいとつい省いてしまいがち。でも高さを合わせると作業がしやすくなるし、患者さんへのケアの質も上がる。
「ベッドの高さを上げましょうか」の一言が言えるかどうか、意外と大事。
オムツ交換あるあるをTシャツにしました。現場の本音、着て帰りませんか?



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